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作文教室。

先日有隣堂にて買った四冊の内の一冊が、井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室でした。
新潮文庫夏の100冊の中に入っているので、店頭に並んでいたんですよね。
ちなみに新潮文庫のYonda?君グッツが欲しくて仕方ないんですが、中々マークが集まらない…。

高校の時は(ろくな実績はないものの)文芸部に所属し、大学の第一志望は(結局落ちたけど)文芸創作学科だった私にとって、書くことに関してはちょっとした思い入れがあります。
小学生の時から国語は得意で、作文なんかもちょっと上手くて、地区で賞を取ったりして。そんなこんなで文章が上手いと思い込んでいたので、物書きになりたい、とか思ってみたこともあるわけで。
高校の時に、寧ろ下手なほうだと自覚したのですが、その辺のコンプレックスが今もあって、タイトルで思わず買ってしまいました。

岩手で行われた講演会、というかその名の通り作文教室にて、講師の井上さんが話したことなどを纏めたものがこの本。
井上さんの著書は生憎手に取ったことがないのですが、きっと面白い文章を書く方なんだろう、と思いました。平易な語り口が実にすらすら読めて、しかも面白い。
ここの文章は思ったことをつらつら書いていく文なので、ちょっと、今の所生きていないんですが…(苦笑)、参考になりました。お勧め。


ちょっと話は変わるんですが、その中で、今の日本の国語教育は悪い!といっていたところがありまして。ここに凄く同意。

感想文がいけない、これは大人だって難しいことだ。ってとこと、そのくせ模範解答に沿った答えじゃないとペケになるところが悪い。ってとこなんですが。

全くその通りだと思うのです。難しいよ、感想文。ネットで言うと「レビュー」ですかね?
私も未ッだに一番苦手なんです、これ。面白いレビューが書ける人なんて、テキストサイト様でも滅多に居ない。大抵は箇条書きみたいに感想を連ねたものか、ただ淡々と内容を解説したものになる。
小学生には、感想文みたいに心の動きを書かせるのは仕切りが高い。だから嫌になって本事態を読まなくなるんだ云々。

そして後者は、私が文学部国文学科を志望から外した一番の理由。
はっきりいって、得意だったけど、そんな面白くなかったんです、国語の授業。作者について知ることや背景を深く考えることは、本に対する見方を変えさせてくれて、有意義ではあるけれど。
この文章の要旨を最も良く表しているのはどこか、だとか、この文章で作者が言いたかったことは何か、だとか、ここでこの登場人物は何を考えているか、だとか。
そういうことは、一人一人が感じることであって、当然個人差もあるものだと思っていたので。模範解答に沿った回答を書いたけれど、自分の意見は本当は違う…なんていう事態に遭遇する度に、大学で深く「文学」を勉強する気は萎えていきました。
読書は楽しみで刷る紋で、研究対象にしたくはない、と思っちゃったんだよね。

ここは本筋からは外れた文ではあるけれど、それにすら凄く考えさせられる。
読み終わりましたが、時間をかけて何度か、じっくり読み返してみたいと思っています。

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2005.07.11 23:18   Book   Trackback(0)   Comment(0)
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